比較の表現

英語でいうところの比較級、最上級、つまり形容詞や副詞に比較の意味を追加する方法を説明します。

2つのものの間の比較

比較の方向、つまりより甚だしくそうなのか(優等比較級)、より控えめにそうなのか(劣等比較級)、同程度にそうなのか(同等比較級)によって3つの形があります。

Paul est plus vieux que moi.(ポールはわたしより年上だ)
Je cours moins vite que Paul.(わたしはポールより走るのが速くない)
Elle est aussi belle que sa sœur.(彼女は彼女の姉と同じくらい美しい)

このように形容詞や副詞の前に、plus, moins, aussiをつけqueのあとに比較の対象をおきます。ただし、形容詞 bon(よい) の優等比較級はplus bonではなくmeilleurで、副詞 bien(よく)の優等比較級はplus bienではなくmieuxになります。例外的なのでこの2つだけは覚えてください。(形容詞mauvais(悪い)の比較級にpireを用いることもあります。)

比較級を強調して、「はるかに~」という意味をもたせるにはplusの前にbienbeaucoupを置きます。

Elle est bien plus grande que moi.(彼女はわたしよりはるかに背が高い)

plusやmoinsを単独で用いたり、あとにdeを伴ったりして、数量や程度の比較を行うこともできます。

Ils ont plus d'argent que toi.(彼らは君よりたくさんお金をもっている)
Paul travalle moins qu'elle.(ポールは彼女ほどは働かない)
Henri a autant de courage que Paul.(アンリはポールと同じくらい勇敢だ)

最後の例のように、他の形容詞、副詞を伴わない同等比較級は”aussi”でなく”autant“を用いることに注意してください。

最上級

「一番~だ」という最上級の作り方はとても簡単で、比較級の前に定冠詞(または所有形容詞)をつけるだけです。

La cuisine de ce restaurant est la meilleure de la ville.(このレストランの料理は町じゅうで一番美味しい)

このように、「~じゅうで」という最上級の表現の有効範囲を示すには “de” を使います。

Paul est le plus vieux de mes amis.(ポールはぼくの友人の中では一番年上だ)
Je cours le moins vite de la classe.(ぼくはクラスじゅうで一番走るのが遅い)

副詞の場合の定冠詞は必ず”le”です。

Plends le plus grand sac possible.(できるだけ大きな袋を持っていきなさい)