演劇ノート

ままごと『ツアー』

月曜の夜9時からのまさかの観劇。見に来る客どれくらいいるのかと思っていたら席はすべて埋まっていた。 子どもを突然死で亡くしたハルは自家用車であ...

Q『地底妖精』

横浜の公演を見損ねたので初のQ。 主人公が人間と妖精とのハーフという立場からのマイノリティの社会論が展開されると思いきや、こういう展開になると...

青年団リンク キュイ『きれいごと、なきごと、ねごと、』

まったく予備知識なしにみたが、女子高生三姉妹の物語で、しかも演じるのが男性で、かつ4人で役を回していくというアクロバティックな舞台。男性役は...

ミクニヤナイハラプロジェクト『曖昧な犬』

不条理劇といっていいのだろうか。男たちが窓のない部屋に閉じ込められて外に出られないというシチュエーション。最初二人なのだが、彼らの様子を外か...

ジエン社『物の所有を学ぶ庭』

初のジエン社。気まぐれで直前にみにいくことにしたのだが、大正解、こういう演劇にずっと飢えていたのだ。 地獄との通路が開いて人間に有害な胞子が飛...

お布団『アガメムノン』

不勉強故、ギリシア悲劇についてはほとんど知識がない。『アガメムノン』も今日初めて知ったが、数少ないストーリーを知っているギリシア悲劇である『...

岩松了プロデュース『三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?』

岩松了が若手俳優たちとタッグを組む公演もこれで3回目。俳優陣は総入れ替えだが、自分と等身大の俳優の役を自分の芸名そのままで演じ、これからひと...

青年団リンク ホエイ 『郷愁の丘 ロマントピア』

北海道三部作の第三作。幕末の蝦夷警備、戦争中の火山誕生ときて、今回は現代の夕張市内大夕張と呼ばれる地域を舞台にしている。大夕張はかつて炭坑で...

青年団リンク キュイ『前世でも来世でも君は僕のことが嫌』

キュイはこれまで短編を集めたやつしか観てこなかったので心構えとしては半分くらいアートをみにいくような感じがあったのだけど、今回は初の長編で、...

チェルフィッチュ『三月の5日間』リクリエーション

今日劇場に向かうときちょうど平和を訴えるデモ隊に遭遇したが、仕込みかと思った。 リクリーションでないほぼオリジナルキャストの舞台は遅ればせなが...

城山羊の会『相談者たち』

三鷹でやるときは恒例になっている劇場の担当者森本さんの前説はみがきがかかっている。でも拳銃で撃たれるシーンはなし。そう、今回は物語は比較的静...

ナイロン100℃『ちょっと、まってください』

ナイロンの公演は2年ぶり、新作ということだと3年ぶりということになる。時の流れるのは速い。 登場人物はみんな白塗り。元ペテン師という執事を狂言...

ヨーロッパ企画『出てこようとしてるトロンプルイユ』

なんかこういうリアルと夢や虚構が入れ子になって入り乱れる作品みたことあると思ったらF・K・ディックだった。ディック(実はけっこう笑えるところ...

『24番地の桜の園』

今気づいたが、24番地というのは渋谷区道玄坂2丁目24番地、シアターコクーンの住所だった。 チェーホフ『桜の園』の変奏だが、原作のとの離れ方が...

『作者を探す六人の登場人物』

1921年に書かれた古典。だがまったく内容を知らず、タイトル通り六人の登場人物が自分たちを創造した作者を探す話だと思っていた。実際はかなり違...

イキウメ『散歩する侵略者』

イキウメの代表作といわれていてこれが4回目くらいの上演らしいのだがぼくは未見。だから黒沢清監督による映画も公開されているがまずは芝居をみたか...

『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』

隣接するイースト、ウエストという二つの劇場で同じキャストがいったりきたりしながら別々の公演を上演するという果敢なスタイル。ぼくはそのうちイー...

シス・カンパニー『ワーニャ伯父さん』

チェーホフの四大戯曲のうちの三番目。テレビで舞台映像をみたり、戯曲を読んではいたが、直接舞台をみるのは初めてだ。 悲劇ではなくむしろ喜劇なんだ...

青年団リンクホエイ『小竹物語』

夏らしく怪談がテーマ。怪談の語り手のたまごたちがネット中継を試みるという設定(怪談部分は実際にライブ中継されている)。 怪談は内容(半分以上著...

『プレイヤー』

新設されたばかりの地方の公共劇場。そこで上演される新作の稽古場が舞台。若い女性が失踪しやがて人里離れた山小屋で死体が発見される。それとともに...