ハト

Q

なんでこんな時期にも水浴びしているんでしょうか? 寒くないのでしょうか? 毎朝、通勤途中で見るたびに、こっちが寒くなるのですが。

(ハリー・ポッターさんからの質問 )

ハトは夜になるとどこにいくのでしょう?(sugiの質問)

A

図書館で唐沢孝一著『都市鳥ウォッチング』(講談社ブルーバックス)という本を借りてきました。

それによると、ふつうに街中でみかけるハトはドバトという種類で、もともと家畜だったものが野生化したそうです。神社や寺のお堂のなかにすみついていたので、堂鳩とよばれていたのが名前の由来とのこと。

ハトにかぎらず鳥類全般の話になりますが、羽毛は保温や空を飛ぶために重要な役割をもっていて、その機能を維持しつづけるのにはそれなりの手入れが必要で、その方法の一つが水浴だそうです。寒いか寒くないかはハトに聞いてみなければわかりませんが、こっちが寒くなってしまうのは、想像力を働かせて、あれは温泉だと思い込めば、解決すると思います。小道具として、ポケットに温泉卵をしのばせておけば、より効果的です。

もう一つの、ハト―正確にはドバトです―が夜になるとどこへいくかですが、おぞましい姿の黒い鳥に変身して、奇怪な鳴声をあげながら夜の空を飛び回っているわけはないので、当然塒(ねぐら)で休息しているはずです。

ぴっとさんからの情報によると

都市部に集団で見られるドバトは、樹上ではなく建物の空間、橋梁の下部鋼材等、構造物を塒(ねぐら)に利用します。多摩動物園に時計台のある象舎がありますが、時計の裏側はドバトの団地と化しています。

ということだそうです。寝る場所も都市に依存しているんですね。ドバトはもっとも都会的な鳥といえるかもしれませんね。