ロケ地めぐり東京編

1997年に公開された竹中直人監督の映画『東京日和』はぼくの大好きな映画です。センチメンタルなストーリーもさることながら、全編に映し出される美しい東京の風景を見ているだけで、わくわくするような悲しいような不思議な気分になります。

島津家の広いベランダ。向かいの2階建ての家は映画撮影中に建てられた。家のないシーンとあるシーンの対比により時間の経過がうまく表されていた。(2000-05-01:世田谷区豪徳寺1)

島津家のあるマンションの入り口。(2000-05-01:世田谷区豪徳寺1)

島津家の最寄駅という設定の世田谷線西太子堂。(2000-05-01:世田谷区太子堂4)

西太子堂駅脇の道。主人公島津は何度となくこの道を通る。(2000-05-01:世田谷区太子堂4)

ふとした出来事で知り合った男が出演している舞台を見るため二人で並んでいると、島津のファンの女の子から握手を求められる。(2000-05-01:世田谷区北沢1)

テツオ君(ヨーコのことを「おばあちゃん」と呼んでなついている男の子)がほんとうのおばあちゃんと遊んでいた公園。(2000-05-01:世田谷区赤堤4)

ヨーコが飛蚊症だと診断された病院。(2000-05-01:世田谷区奥沢3)

島津とヨーコがジョギングをしていた公園(原峰公園)。意外と狭い。このあと周防正行監督演じる郵便屋さんとすれちがう山道→民家→石のピアノと向かうが、そちらはまだ未発見。稲城市坂浜にあるらしい。(2001-03-20:多摩市関戸6)

和光時計台。(2000-05-04:中央区銀座4)

数寄屋橋。撮影当時は"SUKIYABASHI"というロゴが書かれていたが、今は"GIN5ZA"になっている。ここで、島津は偶然街を一人で歩くヨーコの姿を見かける。(2000-05-04:千代田区有楽町2)

島津は何気なくヨーコのあとをつける。(2000-05-04:中央区銀座4)

ヨーコは浅野忠信演じる青年から花を渡されそうになる。映画の画面にはうつってなかったが確かめてみたら本当に花屋があった。(2000-05-04:中央区銀座8)

常盤橋公園。浅野忠信演じる青年がよくベンチに座って本(国木田独歩『運命』)を読んでいる。実際いってみるとベンチはなく殺風景な公園だった。島津がヨーコの上司・同僚と偶然会うのもここ。(2000-05-03:千代田区大手町2)

東京駅丸の内口。この上にある東京ステーションホテルのバーで島津はヨーコがくるのを待つ。(2000-05-03:千代田区丸の内1)

東京ステーションホテルでの食事のあと、電車の中でひろった空き缶(カンカラカンタロウ)を蹴飛ばしながら歩いた道。まずは弥生町のお化け階段。(2000-05-04:文京区弥生町2)

カンカラカンタロウと別れて谷中銀座へ。(2000-05-04:台東区谷中3)

島津がヨーコの会社の上司・同僚と酒を飲んだ店。ヨーコに会社をやめてほしいといわれる。(2000-05-04:千代田区丸の内3)

神保町の喫茶店さぼうる。島津が松たか子演じる編集者と2度ここに入っている。1度目は転職の相談をされたとき、2度目は子猫をもらうとき。(2000-05-03:千代田区神田神保町1)

プランタン前。さぼうるに向かおうとして、ヨーコは車にはねられる。(2000-05-04:中央区銀座1)

島津はカメラをぶらさげてあちこち歩き回る。中央線のガード下にある「御成道」の案内板をじっと見つめるシーンがあった。(2000-05-03:千代田区神田淡路町2)

月島で島津が歩いた街角。(2000-05-04:中央区月島3)